June 26, 2013

Calgary 2013 冠水

皆さんは聞いたかもしれないけど、6月20日からカルガリー市は洪水が始まったのです。

何十年もなかった雨と水害です。

私は無事です~

心配してくれた方々、ありがとうございます。

日本に居た時も洪水があったが、おかげさまで無事に過ごせました。

今回もぎりぎり避難を避けることができた。

が、道の向こうにある自宅はみんな強制避難でした。

普段仕事へ通う道
写真: photography.ca
写真: Flickr

市民や緊急援助隊の安全のためガスと電気はオフされてたので、この数日は電気なしで暮らしていました。もちろん、それだけで幸いでした。いろいろの事情で長年苦労してきたけど、苦労してきたからこそ持ってるものや手に入れたものはより大切にしています。安いものを軽く買うこともたまにありますけど、私は基本的に手に入れようとする物を一生に使うタイプです。災害で今まで重ねてきたもの・思い出・人生を全て失う恐れは考えたくない。確かに、災害の時は命だけが助かっても幸運でしょうけど、命がある限りこれから次の一歩を考えなければならない不安もあります。

普段通ってる道の冠水状態
写真: imgur.com

写真: o.canada.com

皆さんの不安は消したわけではないけど、今回のカルガリー市に私は誇りに思っています。大雨と北西から流れている川の危機を気づいて反応するには数時間しかなかったけど、都政の方は避難をすぐ指示しました。カルガリー市が緊急事態に入ったと宣伝された時、皆さんは冠水状態になることをまったく想像しませんでした。

市民たちも見事な助け合う心を見せてくれました。避難させたのは十万人以上だったが、実際避難所に行った人数は千人あたりでした。残りの何万人は家族、友達、知り合い、他人までの所へ泊りました。泊まる場所があるよう、お互いに手を差しのべた。避難されそうになった私も手を伸ばしてくれた人にとても感謝です。警察、消防士、軍隊等がすばやい仕事をしてくれて、それに素敵な温情を見せてくれました。市長ももちろん指示だけではなく、体を張って仕事しました。


ツイッターポスト

Heather さん:
うろうろしている放浪者や怪しい人を見かけたらどうすればいい?
カルガリー警察:
怪しい人はこちらで通報してください。
ホームレスになった人はサンドイッチを頂けたら喜ぶだろう。

品のある返事ですね。

市長が待機をお願いしたまで多くの市民がヴォランティア活動をしていました。天災がほとんど起きない恵まれている市だが、今回の市民はみんな冷静だったし、食料・用品を買う時も丁重でした。物資を高く売った店もあったが、冷蔵庫用の無料アイスや無料水害・掃除サービスを提供した店もたくさんありました。 Facebook で知らない人も情報や助けを交換して、スクリーンに素敵な情景でした。カルガリー市にイラつくことは多いけど、市の皆さんがこれからも今回のようにポジティブな行動や精神を見せてくれたら嬉しいと思います。



2 comments:

  1. 洪水が起きていたなんて、知らなった。何もできなくてゴメン。
    カルガリーの街が、一日も早く穏やかな日々を取り戻せるよう、
    祈っています。

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    1. 私のことを気になってくれて、ポストを読んでコメントをしてくれることが嬉しいよ。
      これも励ましになっている。^^
      カルガリー市への気持ちをありがとうございます。
      Any city you live in would be lucky to be graced by your presence.
      (残念だが上記の言葉に一番あってる通訳が分からない。)

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