月曜日の朝バスを待って、気づいたら道路の真ん中に猫を見かけた。子猫ちゃんほど小さくなかったけど、結構小さい猫だった。よく見たら車にはねられた状態だった。尻尾が振りながら頑張って立ち上がろうとしてた。
全ては数秒以内だったけど、猫を見かけて、「助けなきゃ」と思ったら、白いスポーツカーっぽい車がもう路肩に停まって、三十代に見えた男が出てきて猫の方に向かった。「あぁ、猫を助けてくれるんだ。車もあるし、あたしよりもっと早く動物病院に連れていくことが出来る、よかった」と感謝していた時点で、男が猫の首を握って見えなかったナイフで首を切った。それから道路の真ん中から歩道の向こうにある草に猫をそのまま投げだした。そしたら車に入って、立ち去った。
一分もかからなかった出来事でしょう。
あんまりに悲しすぎてバスで泣いてた。
男が猫を楽にさせているだけという考えもあるけど、猫にそんな敬意を持っていたとしたら投げることなんてしなかった。そして首を切る前にもっと悩んでたはず。迷わずナイフで生きている動物をあっさりと切るのも、経験が必要。
事故にあって首が切られるなんて、人間だったら絶対許されなかったのに。
猫が次の世界へ無事に着くように、祈ります。
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